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<No.17>「みんな」という名前の人はいません(笑)

<No.17>「みんな」という名前の人はいません(笑)

こんばんは!代表の鈴木敬です。


「クリスマスコンサート2020」で行う「クリスマス音楽リレー」🎄

 

今日も2つ送られてきて、26小節までのびました!

♪動画(こんな雰囲気です!)♪

 

「鼻歌」や「いたずら弾き」あり、ガチ真剣な作曲もあり。

こうしてみると、人間ってひとりひとり違うんだなあ、って思いますね。

 

さて、ひとりひとり違う人間をまとめて呼んでしまえば、ラクはラクですよね。

そのとき、便利な言葉が、

「みんな」

です。

 

「おい、みんな、宿題したか?」

「みんな、元気で冬休みを過ごしましょうね!」

 

のように、特に学校では良く使われます。

 

中学校のとき、授業中ヒマだったので、1日何回、担当の先生が「みんな」っていうか数えたことがあります。

なんと、朝礼+6限授業+放課後部活=36回(笑)

 

でも、人のことは言えません。

かく言う私も、教員時代「みんな」を連発、いや乱発していたのです。

「おいみんな、体育祭、優勝狙うぞ!」

みたいに。

 

きっと憧れの教師になって「金八先生」かなんかを気取っていたんでしょうね(笑)

 

でも、ある生徒さんのひとことで変わりました。

教員になって4年目のこと。担任していたクラスの女の子(高校3年生)のグループに言われました。

 

「先生、”みんな、みんな”って言いますけど、”みんな”って誰のことですか?」

「”みんな”って名前の人、いませんよ」

「私”みんな”じゃなくて”美奈”ですけど」(一同爆笑)

 

そうか!たしかにそうだ。

教師は、生徒を”みんな”という呼称でひとくくりにしているんだな。

その方がラクだから。

 

でも本当は「〇〇さん」「△△くん」の集合体がクラスなんだ・・・

と、生徒さんによって気づかされたんですね。

 

その日から、”みんな”と言うのを極力、止めました。

そして、今、音楽教室を経営していて、生徒さん、

「ひとりひとりの”らしさ”(個性)」

を、穴の開くほど見たい、と思っています。

 

生徒さんがまだ数名だった8年前の今頃は「らしさ」を十分に見られました。

でも今、それをするのは、かなりハードル高いです。

 

教室も生徒さんも多い。

でも、「ひとりひとりにぴったり寄り添う」がミッションを、やり抜きたいと思います。

 

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