<No.25>練習に集中するには「〇〇○」が大切!
こんばんは!鈴木敬です。
コロナのニュース、連日トップに来るようになってしまいましたね。
そんななか、オンラインは本当にありがたい!!
・・・って毎日言っているような(笑)
昨日はひまわりの先生方の研修会、パート2。
そのあとはレッスン。
今日も、主にオンラインで仕事。
今年は、ピアノよりパソコンの前に座る時間が長くなった、歴史的な一年でした(笑)
ところでパソコンにしてもピアノにしても「集中力」は必要です。
やっかいなことに、現代って、集中力を途切れさせることばっかりなんですよね。
メールやらLINEやら、スマホの着信がすぐに鳴る。
かと思えば「ピンポーン!」玄関のチャイムの音。
「あ、配達ありがとうございます!」
ネットでモノを買うことが増えたら、玄関チャイムが鳴ることも増えた。
よっぽど気を付けないと、集中できないまま1日が終わりそう。そんな世の中です。
◆集中する方法
では、集中するにはどうしたら良いでしょうか?「ピアノ練習」を例にとってみましょう。
集中する方法は2つあります。まずは
①「夢中になること」
そう、集中力より「夢中力」なのです。
夢中とはスポーツでいう「フロー状態」に入ること。
時間の経つのも忘れ夢中になり、気がついたら何時間も経っていた、それが「フロー状態」。
芸術でも勉強でも、フロー(またはゾーン)状態に入ることはできます。
それはまた別の機会に書くとして・・・
今日はもうひとつのこと、
②「テーマを持つ」
です。
「え、集中にテーマっているんですか?」
はい、いるんですね。
普通、こどもが集中していないときって、
「もっと集中しなさい!」
って言いますよね。
できません(笑)
集中するには、「対象」が必要なのです。それも具体的な。
◆具体的にテーマを持ってみましょう
たとえば「ピアノに集中しなさい!」では漠然としすぎ。
もっと具体的に言いましょう。
それには「〜だけに」を付けると効果的。
「指使い”だけに”集中してごらん」
「強弱”だけに”集中してごらん」
「ペダル”だけに”集中してごらん」
そして、そのとき決まって他のことが疎かになります。
それでいいのです。
人間の意識は2つのことに同時にフォーカスできないのです。
だから「1つ」に絞るのです。
こんな風に、具体的な「テーマ」を持つと集中力が発揮しやすくなります。
◆集中力トレーニング
最後に、1日のうちで何回か、集中力を付けるトレーニングをします。
私の場合、
・朝ウォーキングする時、足の裏で地面を蹴ることだけに集中する
・食事の時、噛むことだけに集中する
・zoom会議のとき、他のことをしないで人の話を聴く
などです。
仕事を効率よくこなすには「マルチタスク」(同時進行)が欠かせませんが、1日のうちで何回か、あえて「シングルタスク」の時間を取るのです。
すると、集中力が高まると思います!
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