<No.32>「合格」かどうかは生徒さんが決めます!
こんばんは!鈴木敬です。
今日、土曜日は私が教えている教室、
「対面レッスン祭り」!
めずらしくオンラインレッスンがない日。
9:00-17:00までオール対面レッスンなのです。
みんな、自由に曲を創り、楽しくピアノを弾き、帰って行きました!
3連休初日なのにいらしていただき、本当にありがとうございます。
「クリスマスコンサート」司会の2人も元気いっぱい!
さて、そんな中、
「レッスン曲の”合格”を生徒さんが自分で決めるようにしました。おかげで、みんなとても楽しそうです!」
とは、大阪府のA先生。
私のメルマガをお読みくださって、「合格は自分で出す」を実践されていらっしゃいます。
「でも、困ったことに、あんまり上手に弾けないのに”合格”を出す生徒さんがいるんです。どうしたらいいでしょう?」
なるほど、そういうことってよくありますよね。
でも・・・生徒さんが「合格」というなら「合格」!
私はそう考えます。
「でも、どう見ても上手に弾けていなくても、それで良いのですか?」
はい、それ以外には、ありません。
なぜでしょう?
それには、ハッキリした理由があります。
「合格」って、ある「モノサシ」があるから判断できるんです。
モノサシ以下なら不合格、モノサシ以上なら合格!
ところが、そのモノサシって・・・
全員、バラバラなんです。
ある生徒さんは、「止まらないで弾けたら合格」。
ある生徒さんは、「ペダルが上手に踏めたら合格」。
ある生徒さんは、「うまく弾けなくても、楽しめれば合格」。
たまに「すごい!」と思えるのは「曲のある部分だけ、上手に弾ければ合格」という生徒さん。
こういう子は伸びます。
なぜなら、世界にひとつだけのモノサシ=自分軸を持っているからです。
そんなこんなで、生徒さんがどれだけ自分のピアノに納得しているかは、本人しかわからない、という理由で、
「合格は生徒さんが決める」
のです。
今までは、「国のモノサシ」「学校のモノサシ」「先生のモノサシ」で生徒さんを測り、
「あなたは合格」「あなたは不合格」
と言っていました。
その時代は、もう終わりです。
他人の合格不合格を、決める権利は誰にもありません。
令和のモノサシ、それはたったひとつです。
「世界にたったひとりの自分でいられるか?」
みんな、人のつくったモノサシから、自由になってね!
★「みんなの答え」より「自分の答え」を!作曲レッスンを通じて伝えてはいかがですか?
「ひまわり教育対談vol.2 こどものよさを引き出す 教えない作曲レッスン」
ひまわり横浜パレット教室 荒井正子先生 / 学びの庭ひまわり代表 鈴木敬