<No.49>なぜ「楽譜を見ない子」は成長スピードが速いのでしょうか?!
こんばんは!鈴木敬です。
いやあ、寒いっすね。北陸は雪!!
レッスン後、クルマで10分の温泉へザブーン!雪見露天風呂でくつろいできました♨️
今日は朝9:00から8時間、オール対面レッスンの日でしたが、みんな休まずちゃんと来てくれる!
もうそれだけで、感動ですよ、本当に!
今日が今年最後の生徒さんもいらっしゃったので、ひとりひとりに「1年間来てくれてありがとう」とお礼を言わせていただきました。
本当に感謝感謝ですね。みなさん、良いお年をお過ごしください。
さて、今日いらしてくれた生徒さんの中にも、いろんなタイプの子がいます。
楽譜を一生懸命見ながら「炎」(ほむら)を弾く小3Aさん。
かと思えばパソコンの起動音を「耳コピ」で採譜して弾く小6J君(これ本当に面白い!久々に笑いました 笑)。
こう書くと、ある疑問が生じるかもしれませんね。
「え?耳コピでもピアノって弾けるんじゃね?そもそも楽譜って、見なきゃいけないの?」
実はこれ、今までで一番多くいただいた質問なんです。
特にお母様の、
「うちの子、楽譜見ないで弾いてるんですけど、これでいいんですか?!」
というご質問。少なく見積もっても100件はいただいています。
結論を言いますと、見なくてもいいです。
もちろん、必要であれば見てください。
これだけです。
もっとハッキリ言うと、
「音楽って、基本は耳コピ」(または指コピ=指を見て覚える)
です。
楽譜って、地図に似ているんですよ。
たとえば、「目の前の道をまっすぐ行って最初の角右に曲がるとコンビニがあるから、パン買ってきて」
なんて言われたとき、別に地図見ませんよね?
これは、簡単な曲を弾く時、楽譜を見ないで弾くのにそっくりです。
楽譜が読めない子でも、「ねこふんじゃった」くらいは弾けますからね!
でも、
「初めての北海道!空港でレンタカー借りて、道内一周しよう」
なんて言う時には、地図(カーナビ)がなければ手に負えません。
これは、難しい曲のとき楽譜がないと「耳コピ」じゃ間に合わないので楽譜を見る、というのに似ています。
だから基本、楽譜見ないでも何ら問題なし。
困ったときは楽譜を開きましょう。
です。
だから、楽譜を見ない子がいてもガミガミ言わないことです。
本人なりに、弾ける方法を考えて弾いている。
「半分楽譜見て半分見ない」とか、「わからないとこだけ楽譜見る」とか。
ちゃんと「自分ルール」を作っているのです。それを信用してあげてください。
そして、楽譜を見ない子のほうが、成長スピードが速い。
過去、数百人の個人レッスンをさせていただいた経験から、確実に言えます。
つまり、
「弾きたい!と言う意欲が先走る子」
は、伸びるのが早いのです。
これはゴールドリブン(ゴールから逆算する考え方)なのです。
反対に、準備に時間をかけてなかなかトライしない人は伸びるスピードが遅い。
だから「上手く弾けた姿」というゴールから逆算して考えるゴールドリブンは、人生の必勝法だと私は考えます。
そして面白いのは、そんな子ほど、ちょっと大きくなってきた時に楽譜を読めるようになるのが早いのです。
先ほどのAさんは、まさにその典型なんですね。
ひまわりでは、ときに「ドリームシート」を用いて、ゴールドリブンの考え方を育んでいます。
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