<No.53>伝授!「ヘ音記号」のオモシロイ教え方
こんばんは!「ス音記号」こと、鈴木敬です。
今日はクリスマス!🎄
「ひまわり愛知メレ・アイランド」高埜ひとみ先生のお教室は、生ピアノでカラオケだぜ!イエーイ!!🎤
あれ?なんか見たことある「作曲家ビンゴ」がツリーになってる!(笑)🎄
なるほど、アイデアですね〜😊
アイデアといえば、教えるときもアイデアが大切ですね。
「あの〜、ヘ音記号の教え方を教えてください」と、今日Y先生からご質問いただきました。
そうですね。ピアノの右手=ト音記号の音はすぐに覚えられる。でも左手=ヘ音記号の音はなかなか覚えられない。
そんなときは、音の前に、まずヘ音記号が
「好きになるようにする」
んです。
ちなみにこれ見て「あ、おじいちゃん!」って言っていた年中さんがいました。
きっとおじいちゃん、ヘ音記号に似てたんでしょう。
さて、教えるときですが、たとえば、
「はい、ドリルやって!」
はNG。
「これ、ヘ音記号よ」
もNG。
それじゃ、ぜんぜん印象に残りませんよね。
だから、クイズにしましょう。
「さて問題です(ダダン♪)ピアノの左手の記号って、なんていう名前かな?」
「う〜ん・・・あ、わかった!②!」
「ズドーン!(ピアノの低音)」
みたいな感じです。
で、名前がヘ音記号だとわかりました。
「では、ヘ音記号とは、次のうちどれでしょう?」
「じゃあ、これで顔を描いてみよう!」
・・・とか、まあアイデアは無限に出てきます。
大切なのは「ヘ音記号」のインパクト。せっかく、
「変な形」「変な名前」「こんなの、誰が考えたんだろう?」
的記号なんだから、印象付けましょう。
「ここはド、ここはレ・・・」
と教えるのはそれから。
それも、実際に曲をやりながら教えた方が、いや、自分で学んだ方がずーっと効果的です。
教えるのは2割、自分で学ぶのは8割。
学びのゴールデンルール(黄金律)です。
ともかく、なにごとも教える前に
「好きになる」「印象に残る」「興味を持つ」
時間をつくること。
料理で言えば「下ごしらえ」の時間をつくること、が秘訣です(^^)