<No.65>ホンモノの幸せ、ニセモノの幸せ
こんばんは!除雪で体がバッキバキ!の鈴木敬です。
北陸の大雪については、ニュースでご存知の通り。
私の住んでいる金沢市=積雪65センチ!
「あ、朝だ。さあ除雪!」
と軒先に出ると・・・
おいおい、冗談だろ・・・
そして目に飛び込んできたのは、こんもり盛り上がる雪の山。
「ま、マジかよ・・・」
大急ぎで除雪すること1時間。やっと家の前、完了。
でも、これだけじゃないのです。
生徒さん用駐車場、2台分!
駐車場に着くと・・・悪夢のような光景が。
がーん。これ、詰んだな(泣)
ということで、1日1 時間×3回雪かき。昨日は全力バタンキューでブログ更新断念しました。
そろそろアスファルト、見たいです(笑)
さてその最中、
「先生がおっしゃるように、生徒さんの好きなことをしていただくレッスンに変えました。生徒さんが、とてもイキイキしています!が、たまにこんな思いが頭をよぎるんです。
『上手くしなくていいのだろうか?』
と。やっぱり、勉強はできた方が幸せだろうし、ピアノは上手になった方が幸せだろうと思うんです。先生はどう思われますか?」
とC先生。
なるほど、勉強ができたり、ピアノが上手くなると幸せになれるんじゃないかな?ってことですね。
では、結論を言います。
関係ナシ!
なかには幸せになる人もいるでしょうね。
でも、幸せになる人って、上手くなってもならなくても幸せなんです(笑)
つまり、ですね。
「上手くなれば幸せ」っていうのは「条件付きの幸せ」で、本当の幸せじゃないんですね。
これ、よくあるたとえ話で、
“「お金がある」と「幸せ」は関係ない”
っていうのと、なんだかよく似ています。
私は「幸せ」について、ずーっと研究してきました。
どんなときに、人って幸せを感じられるのでしょうか?
研究の結果、得た結論は・・・
「無条件に幸せ」
です。
「〇〇すれば幸せ」、たとえば△△中学に合格すれば幸せとか、一戸建てのマイホームを買えば幸せっていうのはニセの幸せ。
それは、脳内に無理やり作った幸せです。
満たされない思いをなんとか満たしたい。だから自慢できることを手に入れてみんなに見せてやろう。
そんな見栄や虚栄心付きの幸せなんです。
「勉強できるようになりたい」「ピアノが上手くなりたい」も純粋にそう思うのなら良いのですが、誰かを見返したいというのならそれはニセモノです。
で、ここからが大切です。
先生は、そんなニセモノの幸せを支援しないことです。
そして、見栄や虚栄心なんてどっかへ行ってしまうほど、楽しいレッスンをしてください!
そのときに一番良いのが「生徒さんの好きなことをさせてあげる」なんですね。
そのためにもまず、先生が好きなことをしましょう!
そして、これから社会に巣立つ新成人の皆さんにも、メッセージを贈ります。