<No.76>上手い下手より「エネルギー」に目を向けましょう
こんにちは!鈴木敬です。
今日、朝5:30の月。
昨日が満月でしたから「ほぼ満月」🌕
エネルギーを感じます!
さて、ピアノもエネルギーだと思うんですね。
私は「上手い、下手」というのは表面だけの話なので、そこに惑わされない先生になりたいと思っています。
大事なのは「エネルギー」です。
内側から出てくる、目に見えないエネルギー。
これが見えるようになったら、それはそれは、すごい先生です(笑)
エネルギーっていうのは、その人(ピアノなら弾いてる人)の、
「心の状態」
で決まります。
それはたいてい
「好きか、嫌いか」
です。
ピアノが嫌いなら良くないエネルギーが。
ピアノが好きなら良いエネルギーが出ます。
たとえば、プロを目指していてものすごく上手い!完璧な演奏!
でも、聴いていてなんか疲れるな、窮屈だな・・・って感じることはありませんか?
そういうとき、もしかしたら弾いている人から「良くないエネルギー」が出ている可能性があります。
たとえば、
「本当は弾きたくないんだけど、先生に叱られるし」
「ピアニストに別になりたくないんだけど、親が期待するからやらなきゃいけないのかな」
のように、技術では隠し切れない「心の内側」が演奏からぬ〜っと出てくるんですね。
反対に、下手でも好きで好きで仕方ない、という人からは良いエネルギーがあふれんばかりに出てきて、聴く人をハッピーにするんです。
エネルギーは、人の身体にも働きかけます。
「水の結晶」の話を聞いたことはありますか?
水に向かって「ばかやろう」と言うと、乱れた形の結晶を結びますが、
「ありがとう」
と言うと、美しい結晶を結びます。
体の70%は水分なので、良くない言葉ばかり使っていると、体調を崩すんです。
そして、好きでもないことをイヤイヤやっているとき、血液はまさに、乱れた形の結晶を結んでしまうんですね。
そのままピアノを弾いたらどうなるか・・・いやいや、こういう状態なら弾かない方が良いですよね。
もちろんピアノだけでなく、勉強も一緒です。
「今日、この生徒さんからは、どんなエネルギーが出ているかな?」
そんな目で、生徒さんを観たいですね。
親御さんも、お子さんの「エネルギー」を感じられるようになると、素敵だと思います(^^)