<No.79>「感想文」より「感じる」を大切にしましょう
こんばんは!鈴木敬です。
今日のお昼はむつぼしマーケット さんの、鴨のお弁当!
とっても美味しくいただきました。命に感謝ですね。
ありがとうございます。
でも、こちらも美味しそうでしょう?
私のお気に入りの絵です。
中学3年生が描いたんです。
すごくリアリティーがあって、本当にそこにあるような感じがしませんか?
プリントして、飾っています(^^)
さて、遠足で美術館へ行って、このようなケーキの絵を観ました。
学校へ帰ってきました。
「さあみんな、感想文を書いてください!」
このように言われませんか?
私はこどものころ、とても不思議でした。
(わざわざ書かなくてもいいのに・・・)
書けないくらい感動した、それでいいじゃない?
そう思っていたんですね。
でも小学校→中学校→高校・・・と、ずーっと感想文を書かされました。
そして、それで成績が付けられました。
すると、文章の上手い人が高成績を取ります。
(これ、美術じゃなくて国語じゃない?)
そう思ったりもしました。
私は、感動は文字に起こせない。
無理やり起こすと、かなりの情報が削られる。
だから、文にしない方が良いと思っています。
「私はバラを観た。それは、今まで見たどのバラよりも・・・」
文を書くのが好きな人は、そう書くことでよりバラを観た感動を再確認できます。
でも、苦手な人、あまり好きでない人(こちらが多数派のような・・・笑)は、書かなくてもいいんじゃないかな?
「わー!キレイ!!」
でOKです。
文字を残さなきゃ、と思うと、観ているそばから文章を考えたりします。
食べ物をインスタにアップする時と同じですね(笑)
すると、感じ(フィーリング)が半分になってしまうんです。
「今ここ」の感動が大切です。
こどもに絵を観てもらったり、音楽を聴いてもらったりしたら、「はい、感想文!」じゃなくて、言葉にできない感動を大切に胸にしまってもらいましょう。
もちろん、感想を書きたい子には書いてもらいましょう。
それが、新しい時代の観賞の仕方だと思います(^^)