<No.96>「先生」はYouTube!
こんばんは!鈴木敬です。
最近、私のMacBookAirが、生徒さんに占領されています。
え?占領って?
よくわからないかもしれないので、写真でお見せしましょう。
こんな感じです。
写真は対面レッスンですが、オンラインでも、画面の向こうで生徒さんがパソコンやタブレットを使います。
「へえ〜、生徒さんは、パソコンで一体、何をするんですか?!」
そうですね。使い方はさまざま。
作曲家について調べる。弾きたい曲を探す。耳コピして弾く。
そう、今どき、知識は先生から得るものじゃないんですね。
インターネットから得るのです。
「Google先生」「YouTube先生」
が、痒いところに手が届くくらい、キメ細かく教えてくれます。
なかでも、音楽レッスンはYouTube先生の独壇場です!
「いま、欲しい」情報を、オンデマンドで得られるんです。
これは、TVには絶対不可能。
「なるほど、でも、YouTubeを使ったレッスンって、どうやって進むんですか?!」
いい質問ですね。今日の例をご紹介しましょう。
小1、Mさんのレッスンです。
「Mさん、次、何が弾きたい?」
(しばらく考えてから)「あ・・・”うっせえわ”がいい。でも弾けるかな?」
出ました!私の教室ヒットチャート今週の第一位!「うっせえわ」🎶
ご存知ですか?「うっせえわ」
ズバリ、名曲です!
私が学生時代に聴いていた尾崎豊を思い出させる、過激でシュールな歌詞。
優しい歌が多い現代で、ひさびさに「刺さる」歌に出会った感じです!
私にも「うっせえわ!!」と言いたくなるヤツが、ゴマンといます(笑)
で、Mさんにこの動画を観てもらうと開口一番、
「これ、弾きたい!先生、楽譜書いて」
「わかった、じゃ、来週までに・・・」
「来週じゃだめ。今でしょ!今!!」
「は、はい・・・」
大急ぎで五線紙を出して「うっせえわ・Mさんバージョン」を書き始めました。
その間、MさんはYouTubeで「うっせえわ」の替え歌、たとえば「くっせえわ」とか観てゲラゲラ笑っています(笑)
と、まあ、こんな感じなのですが・・・
「でもMさん、それじゃ、ただ遊んでるだけのような・・・」
一見するとそう見えるかもしれませんね。
ところが・・・
「はいMさん。楽譜できたよ!最初の2枚だけだけど。」
そのとたん、Mさんはピアノに向かい、すごい集中力で弾き始めました。
出だしは、すでにクリアです。
(続きを書かなくちゃ、ですが・・・笑)
そうなんです。YouTubeは、先生です。
それもタダの先生じゃありません。
「こどもの心に火をつける」
偉大な教師(by ウィリアム・アーサー・ウォード)です!
たとえば「音符ドリル」に、同じことができるでしょうか?!
答えは「否」!
もちろん、音符ドリルも必要なときはあります。
生徒さんが「音符を書きたい」というときには、音符ドリルは有効です。
でも、まず、火がつかなきゃ、何事も始まりません。
YouTube、インターネットには「心に火をつける」パワーがあるんです。
このパワー。
遠慮せず、じゃんじゃん使ってみてはいかがでしょうか?
「じゃあ、リアルな先生、つまり、人間の先生は何をすればいいんですか?」
それについては長くなるので、また、あらためて書きたいと思います(^^)
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