<No.120>自由へのレッスン②生徒さんが「時間割」をつくる
こんばんは!エデュケーション・ディレクター、学びの庭ひまわり代表の鈴木敬です。
昨日はひまわりメロディー教室、大蔵香織先生主催「オンラインカラオケBOX」に参加させていただきました。
こどもからシニアの方まで11組がご参加。すごく盛り上がって、楽しそう!!
早くも第二回に向けて、練習が始まっているようです(笑)
★ご参加者より、いただいたご感想↓
ともすれば、コロナ禍でカラオケに行けなくなり、元気を失いがちな中、シニアの方も、元気いっぱい!
音楽でつながるって、素晴らしいですね!!
さて今日は
「自由へのレッスン②時間割をつくる」
です。
カラオケみたいに、自由に楽しくピアノが弾けたらなあ!
でも、それには練習しなくっちゃ(汗)
・・・というジレンマ(板ばさみ)を解決するのが、私の仕事です(笑)
では、楽しくレッスンして、なおかつ、ピアノもちゃんと練習するにはどうしたら良いのでしょうか?
ひとつのヒントが、
「生徒さんが、自分で時間割をつくる」
です。
今日、偶然、お二人のピアノの先生から、
「生徒さんの自主性に任せたレッスン(アクティブラーニング)を行っています。でも、中にはピアノを弾かずずーっと遊んでいる子がいます。どうしたら良いでしょうか?!」
というご質問を受けました。
そのときに効くのが「時間割」。
でも、先生がつくった時間割じゃ、生徒さんは守りません(笑)
「自分で時間割をつくる」んです!
写真は、私がレッスンで使っているもの。
すべて、今レッスンでやっている曲と線でつながっています。
まず、この感覚が大切かな〜?
先生が「すべては音楽につながる」という確信を持つことです。
その上で、生徒さんに時間割を組み立ててもらいます。
写真の子(小2)は、「音符かるた」とか「クイズ」を選んでいますね。
でも、よく見てください。
「初見奏」「ピアノ」は、あらかじめ入っているんです。
だから「必ずピアノは弾く」。
ここがポイント。
「自由へのレッスン」第一歩は「完全自由」じゃなくて「部分自由」から、です!
ちなみに慣れてきたら、このような「時間割」は要らなくなります。
本当に、自由に、回遊魚のように、レッスン時間をエンジョイし、しかもピアノも上達します。
そうなったら、先生はラクですよね?
実際私は、結構ラクです。
でも、忙しいんですよ。
動物の世話するのが(笑)
「ん?なんか言った?」