<No.132>「ピアノ脳」は「つなげる脳」
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター、株式会社学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
今週は連日4時起き!
なんで4時起きなのかというと、読みたい本がたくさんあるからなんですね。
最近読んだ本で面白かったのがこれ!
これ、めっちゃ面白い!
「人間の脳は、スマホの進化についていけていない」
というのが、この本が一番言いたいこと。
「だから、使うのやめましょう」
じゃなくて、
「だから、上手に付き合いましょう」
と、作者は語ります。
うん、同感!!
こんな風に「スマホ禁止!」じゃなくて「上手な付き合い方」を教えてくれる本や人がもっと増えればいいのにな、と思います。
「スマホ脳」ぜひご一読を!
さて、スマホ脳があるとすれば「ピアノ脳」ってあるのでしょうか?!
私はあえて、
「ある!」
って、半ば強引に言ってしまいます(笑)
そして、それは日常生活のいろんなところで使える脳でもあります。
たとえば、先日あるピアノの先生より、
「生徒さんに上手くなってほしい。だから練習曲(指の訓練の曲)を弾いてほしい。でも、生徒さんが”弾きたくない”と言います。こんなとき、どうしたら良いのでしょうか?」
とご相談を受けました。
私は、思わず、四六時中考えていることを言いました。
「え?!練習曲じゃないピアノの曲って、あるんですか?!」
って。
どういうことかと言うと、つまり、
「どんな曲でも指の練習になる」
っていうことなんです。
たとえば、「かえるのうた」。
「かえるのうたが〜 きこえてくるよ〜♪」
音は「ドレミファミレド〜ミファソラソファミ〜♪」
これってバリバリ「音階(となりの音へ進むこと)」の練習です。
となりの音へと指を動かし、なおかつ、美しく歌うように弾く。
これって、相当難しいですよ!
こんな風に
「かえるの歌も、指のトレーニングになるんだなあ〜
だったら、生徒さんが好きな『うっせえわ』は、なんの練習になるんだろう?」
と考える。
これが「ピアノ脳」です。
ピアノを弾く。それは「つながり」を探すこと。
「この部分が弾ければ、あの部分も弾ける」
を探すことです。
すると、ピアノがめっちゃ楽しくなりますよ!!
たとえば「うっせえわ」のオクターブ跳ぶところが上手に弾けたら「トルコ行進曲」が弾けるようになるかもしれない。
こう考えるんです。
では問題です(笑)
「夜に駆ける」は一体、なんの練習になるでしょう?
「私はこう思う!」がありましたら、メッセージください!(^^)
※注:正解はありません(笑)