<No.157>「ノープラン」というプランを立てましょう
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
いつもブログをお読みいただきまして本当にありがとうございます。
午前中、ビックリすることがありました!
10時くらいに、Amazonから本が届いたんですね。
作者さんのことが知りたくなったので、YouTubeを開くと・・・
その作者さんの動画がズラリ!
いわゆるレコメンド(推薦)機能です。
本が到着して、たった1分後のできごと。
タイミング良すぎじゃね?って感じです(笑)
生活がつながる、なめらかになる。
これがインターネットのすごさなんです!
そんな時代に「教える」も、なめらかにしたいもの。
少なくとも、
「先生が一方的に教える」→「生徒さんが受け身で聞く」
という、後ろ向きのガマン発生は、最低限、避けたいです。
早朝、ウォーキングしながら星野リゾート社長、星野佳路さんの講演をYouTubeで聞いていました。
星野さんは、会議のとき「こうしなさい」とは一言も言いません。
「どうしたいの?」
を繰り返し、どんなに時間がかかっても社員が自分で考えられるようにするのです。
すると、今までになかったような大胆なアイデアが生まれ、それをひとつひとつカタチにしてきた・・・というわけなのです。
最近、このように「社員さん主体」で経営する会社が、どんどん増えているそう。
同じように、教育も「どうしたいの?」を繰り返す、
「ノープラン」(先生が考えたプラン通りにしない)
レッスン(授業)がベストです。
それは、
「生徒さん主体」
になれるから。
でも、教える側としては、とても不安です。
「生徒さんが、マジメにやらないんじゃないか」
「教えないと、保護者からクレームが来るんじゃないか」
その不安を解消すべく「HTS」(ひまわりティーチャーズサロン)を立ち上げたわけなのですが、
(写真は一昨日の研修会)
今日は一つだけ「心得」を書きたいと思います。
それは、
「ノープラン」という「プラン」を立てましょう!
です。
「ノープラン」=「放置」ではありません。
生徒さん成長のため「あえて」プランを立てない。
ということは「プランを立てない」というプランを立てていることになるんですね。
「これは、プランなんだ!」と思うことで、自分でハンドルを握ってる実感が湧きます。
「一か八か、プランなしでやってみよう」
より、ずっと安心感がありますよね。
そして、何やっていいかわからず困っている生徒さんには、「こうしてみたら?」と提案できる態勢を常時、取ります。
ここまでを、保護者さんにきちんと説明してみてください。
このようにして「生徒さんが自分で考える」レッスンに挑戦してくださいね!