<No.163>「〇〇しなさい」→「信じてるよ」に変えてみましょう
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
明後日は七夕🌟
天の川、見られるかなあ〜
でも最近雨ばっかりで天気悪いし・・・
そうですよね〜。
天気ばっかりは言うことを聞いてくれません。
同じように、言うことを聞いてくれない生き物がいます。
それは・・・人間(笑)
「うちの子、言うこと聞かないのよね〜」
なんていうお母さまの愚痴は、学校教員時代から何千回と聞きましたし、
「部下が思い通りに動いてくれないんだよね〜」
なんていう経営者の愚痴も、たくさん聞きました。
はい、みなさん。その通りです!
それで正常ですから、ご安心ください(笑)
人間は言うことを聞かない生き物です。
人間は、説得では動かず、共感で動きます。
これは脳の働きが、そうなっているからです。
だから命令しても指示してもダメ。
一見動いているように見えてもそれは「シブシブ」。
動いているふりをしているだけなのです(って、前々回も書きましたね 笑)
だから、
「言うことは聞かないんだ」
と悟り、別の方法を取った方が良いんですね。
例えば、やりたくなるように持っていくとか。
興味を持たせるとか、意義を感じられるようにするとか。
私が中高等学校教員のとき、生活指導主任の先生が言っていました。
「馬を川に連れていくことは簡単です。でも、水を飲ませることは難しい」
そうなんです。
喉が渇いていないと水は飲まない。
だったら、どうしても水を飲ませたければたくさん走らせるとか、激辛カレーを食べさせるとか(笑)しなければいけないんですね。
いやいや、それ以上に、普段から馬に優しくすることでしょう。
「この飼い主に、ついていきたい」
と思えば、意外に水を飲んでくれるかもしれませんね。
それくらい「共感」は大切なんです。
「〇〇しなさい!」→「信じているよ」
に変えてみませんか?(^^)