<No.179>「普通じゃない自分」に悩んだ日々〜「ひまわり」をやっている理由
おはようございます。
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木 敬です。
今日はなぜ、僕が「ひまわり」をやっているのかをご説明したいと思います。
ちょっと暗い過去の話になってしまいますが・・・(笑)
小さいときから僕は、自分が変わっていると思っていました。
異変に気づいたのは小学校1年生の時。
みんなが簡単にかけるひらがなや漢字が、なかなか書けない。
そのときはまだよかったのです。
小学校2年生のとき。
掛け算九九が覚えられない。
なんと、覚えたのがクラスで最後でした。
とび箱が飛べない。逆上がりができない。泳げない。
みんなから「また、あいつ、ビリだ」と言われ、いじめられました。
でも変なのです。
曲を一回聴いただけでピアノで弾けてしまう。
習っていないのに作曲できてしまう。
掛け算九九ができないのに、もっと難しい算数の問題ができてしまう。
そして気づきました。
「ボクは普通の人ができることができない。でも普通の人ができないことができる」
その日から試練が始まりました。
「なんとか、普通の人ができることができるようになりたい」
と得意でもないこと、好きでもないことを猛烈な勢いで頑張り始めました。
でも、ことごとく挫折。
たとえば、ファストフード店でバイトしたことがありました。
大学が終わってから深夜0:30まで働きました。
半年働いて、給料=たった時給530円。
同じ頃に入った人はみんな700-800円に昇給しているというのに。
ハンバーガーは焦がすわ、シェークはこぼすわ、ポテトの油で火傷するわ・・・
マネジャーに怒鳴られっぱなし。体重は10kg以上減りました。
そういう毎日は小中高大学を経て、学校教員になっても続きました。
それほどまでに、僕は、憧れていたのです。
「普通の人」
に。
でも、25歳の時、お悩み相談をお願いした、あるお寺の和尚さんに言われました。
「あなたは、普通の人ではない」
ショッキングでしたね(笑)
でも恐る恐る、続きを聞きました。
「あなたは、地球に降りてきた宇宙人のような存在です。
争いが絶えず、上下や差別に満ちた地球人を”教える”ために、やってきたのです。
それがあなたの使命です。
もしかしたら学校教員を辞めたいと思うかもしれない。音楽の才能があるから。
でも、辞めてはいけません。
使命をまっとうするまでは」
その後もいろいろありました。
やはり「普通じゃない」ことに悩み続けましたが、教える仕事を辞めずにここまできたのは、あのときの和尚さんのおかげです。
そして3年ほど前から、僕と同じ普通じゃない人が、思いっきり自分を出せる場をつくりたいと考えるようになり、今のひまわりになりました。
そのひとつが「寺子屋ひまわり」
昨日、カードゲーム大会でした!(「ドブルカード」を使いました)
みんなが輝ける場。
普通じゃないと自分を責め続ける人が「これでいいんだ!」と思える場所をつくっていきたいと思います。
最後に・・・
そんな「普通じゃない人」を「ギフテッド」と呼ぶそうです。
みんなと同じことができないけど、突き抜けた才能を持っている人。
エジソン、アインシュタイン、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ・・・
モーツァルト、ベートーヴェン・・・
世の中を変えた偉人たちは皆、不登校に悩み、バカと言われ、いじめられました。
そういう人は、きっと、地球人に「あること」を教えにきているのです。
そのあることとは・・・
「普通なんて、ないんだよ」
★ギフテッドについて、寺子屋の信定千尋先生が書いてくださいました!→
こちらです。
★寺子屋ひまわり下記の日程で開催しています(詳しくは当HPよりお問い合わせください)