<No.188>「自己否定感」から子供を解放しよう!
こんにちは☀️
代表、鈴木敬です🌻
昨日「毎日ブログは書かない」とか言っておきながら、気が付いたら書いていました。
まあ、そんなもんです、人生なんて(笑)
↑早朝のウォーキング、気持ちよかったな〜!
で、なぜ書いているかというと、書かずにいられなかったから。
この本に、めっちゃ良いことが書いてあったからです!
「自己否定感」〜恐れと不安からの解放(天外伺朗著、内外出版社)
まさに、日頃考えていることを代弁してくださったような本で、感動しました。
さすが天外伺朗さん、素晴らしすぎる!!
この本のタイトル「自己否定感」は、だれの中にも無意識のうちに染み付いているものです。
「俺はまだまだダメだ感」
です。
これは、生きてきた過程で、そう教わってきたからです。
「お前はまだまだだ。もっと成績上げなさい」と学校で言われ、
「君はまだまだだね。もっと仕事頑張りなさい」と会社で言われる。
このようにダメな部分を刺激して頑張らせる、が、教育、仕事のスタンダードでした。
その結果、「このままじゃダメだ」という焦りから、がむしゃらに頑張る人が増えました。
その結果、日本経済は発展しました。
ところが反対に、心を病む人は増えました。
自己肯定感は先進国中最下位レベル、若者の自殺率はトップレベルという結果が、それを物語っています。
別にやりたくないけど「やらなきゃダメ人間のまま」と、自分に鞭打ち、やり続ける。
そして僕自身、長年そうでした。
勉強ではトップにならなければいけない、ピアノは上手に弾けなければいけない、仕事で大きな成果を出さなければいけない・・・
3年ちょっと前まで、そんな焦りをエネルギーに変えて生きていました。
でも、がむしゃらにやっている割には成果が出ない。
原因不明のトラブル続き。
病気にもよくかかっていました。
そう「自己否定感」から頑張るのは、ブレーキを踏みながら同時にアクセルを踏むのと同じ。
知らず知らずのうちに、大きなダメージを与えるのです。
この本は、それを解放しましょう、という趣旨です。
ではもし、人間が自己否定感から解放されたらどうなるんでしょう。
たぶん、しばらくは、なんにもしたくなくなるでしょう。
家でゴロゴロするかもしれません(笑)
なんだか「腑抜け」になった感じです。
でも…
それでいいんです!
そのうち「そろそろ、なんかやってみようかな?」という気持ちになります。
これを「本当のモチベーション」と僕は呼んでいます。
「焦りのモチベーション」じゃない、本当のモチベーション。
実は、このとき人間は「第二の誕生日」を迎えます。
人間が生まれた瞬間とは別の、第二の誕生日を迎えるのは「本当のモチベーション」に目覚めたとき。
ここから本当の人生が始まる、と僕は思います。
僕たちひまわり音楽教室は、それをミッションにしています。
生徒さんを「自己否定感」から解放する。
だから無理にピアノを弾かせないし、好きなことをしてもらうのです。
そして「本当のモチベーション」に目覚めるのを待ちます。
以上書いてきたことと、同じことが、この本には書かれています。
最近は、なかなか良い本に出会えません。
自分の意識が、多くの本よりも進化してしまったのかもしれません(わかりませんが 笑)
そんな中でこの本はイチオシです!!
★天外伺朗さんはSONY時代に「CD」「Aibo」を開発された工学者であると同時に、医療、教育、経営の新しい時代のあり方を数多くの本で提言されています。
すでに、今から30年前「不登校児は進化した人間。大人が変わらなければならない」と書かれていました。
今では法律が変わり学校へ行かなくても良くなりました。
まさに、先見の明がおありの方です。
★僕の「寺子屋note」はこちらです。