<No.193>楽譜を見ないと、なぜかイキイキするわけって?
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
寒くなってきましたよね。
でも縮こまってばかりはいられません!
久々に、ジムへGO!!
最初の緊急事態宣言が出てから、一年半ぶりのジム。やっぱり気持ちいい!
その後、西岡章子先生のお教室の生徒さんを僕が教える、
「先生を交代しましょう!」
をやってみました。
「え〜?先生が交代しちゃって、大丈夫なの?!」
さあ、どうなんでしょう(笑)
答えは・・・後日お伝えします!!
さて、
「楽譜を見ない方が生き生きするのって、なぜでしょう?」
と、沖縄県の玉城美沙先生にご質問いただきました。
★そのレッスンの様子は→コチラ
「生徒さんが楽譜を忘れてくる、または持ってきてもカバンから出さない。そういうときにそのまま見ないで弾いてごらん!って言うと、普段よりイキイキ弾くんですよ!
でもその後、楽譜を見て弾くと、イキイキしなくなっちゃうんです(笑)」
なるほどね〜ウチの生徒さんと同じだ(笑)
さてこうなる理由って、なんでしょう?
理由はこうだと思います。
楽譜を見ないと「音楽を見る」ようになる!
楽譜って、地図みたいなものです。
初めての場所へ行くとき、不安ですよね?だから地図を見るんです。
でも知ってる場所へ行くとき、地図なんて見ませんよね(笑)
その代わりに、何を見るでしょうか?
「景色」
ですよね?
それが音楽です。
音楽とは、楽譜の向こうにある「景色」のこと。
僕はそう考えています。
曲に慣れてきたら、もはや「地図」を見る必要ナシ。
見ないでも歩けます。
そう、楽譜を見ない子は、楽譜より景色を見たいのです。
だから、そういう子に「楽譜見なさい!」と言わない方が良い。
「でも、楽譜を見ないで弾いて間違えたらどうするんですか?!」
え?
その時は楽譜を見ればいいんですよ。
楽譜って、わからない時に見る「辞書」みたいなものなんですね。
地図兼辞書。
だから、見るじゃなくて「引く」。
弾きながら「引く」んです(笑)
そんな感覚で楽譜に接すれば、生徒さん、イキイキしますよ!
僕は「楽譜は大切じゃない」と言っているんじゃありません。
なにせ、作曲家ですから。楽譜命!です(笑)
でも、楽譜にしばられちゃいけませんよ。
主役は楽譜じゃない、音楽でもない。
「自分」
です!!!
★「寺子屋note」=コチラです。