<No.220>お子さまの「隠れた才能」それは天からのギフト
こんばんは!
株式会社学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクター、鈴木敬です。
今日の関東地方は大雪のようですね。
なぜかわからないんですが、北陸に住んでいる僕が東京で雪に遭遇すると、ツルツル滑るんです。
たぶん、道路やビルのエントランスなどが、雪仕様になっていないからなんでしょうね。
みなさま、くれぐれも滑らないようにお気をつけください。
「もうすぐ受験シーズンでしょ?滑るなんて言っちゃダメ!」
そ、そうでした・・・(土下座)
お詫びに、この写真をどうぞ!
この写真、「マンホール」のコースター。
実は受験生の間で今「マンホール」が熱い!
「受験シーズン到来を前に、“円い” “落ちない” “滑らない”、マンホールのお守りを各地でプレゼントしています!
数に限りがございますので、事前に各問合せ先に御連絡をお願いいたします。」
とは国土交通省のHP。
おお、国土交通省、やるなあ〜アタマ柔らかい!
「落ちない」マンホールの蓋をお守りに、受験生諸君、がんばってください。
ところで・・・
「先生、よく才能を伸ばせ、って言われてますよね?うちの息子はそろそろ将来の進路を考える時期なんですが、取り立てて何かの才能があるわけじゃないんです。こういう時、どうしたらいいんでしょうか?」
とは中学生A君のお母様、Bさん。
高校受験にあたって、A君のやりたいことに合った学校を一緒に探しましょう、ということになってるみたいです。素敵なお母様ですね。
でもBさん、実はですね。
「才能」に目を向けない方がいいんです。
才能ではなくて、
「隠れた才能」
に目を向けるんです。
隠れた才能。「え?この人、こんなことできるんだ!知らなかった」っていう才能です。
たとえば、鳥といえば「空を飛ぶ」。これ、常識でしょう。
ところが、飛べない鳥って、結構いるんですよ。
ニワトリさん、あまり飛べないですよね?ダチョウさん、全然飛べません(笑)
もし「鳥の通信簿」があったら、飛べないニワトリ&ダチョウは落第です。
でも飛べない鳥って、繁殖力が強いんです。飛ぶエネルギーを節約する分、卵をたくさん産めるんですね。ニワトリさんは、そのタイプです。
そして、ダチョウさんはなんと時速70kmで走れます。天敵から素早く逃げられるんですね、60km制限の国道だと警察に捕まりますが(笑)
このように「隠れた才能」で、生物進化の歴史のなか、今の今まで生き残っているんですね。たとえ飛べなくても。
でも、人間の通信簿は「飛べるか飛べないか」だけで判断してしまいます。
隠れた才能を探すのは、めんどくさく、手間がかかるからなんです。
たった1つのモノサシだけで、人を評価する。
それが今の教育、最大の問題点です。
だからお母さま、お父さま。
そして先生方。
お子さまの、生徒さんの
「隠れた才能はなんだろう?」
そう、いつも自問してください。
才能のある、無しで言えば、才能が無い場合は多いでしょう。
でも「隠れた才能」は、万人が持っています。
それは「天からのギフト」なんです。
そして、その人がその人でなければならない、たったひとつの理由です。
あるADHD(注意欠陥多動症候群)の子は、たしかに落ち着きがないかもしれない。
でも興味を持ったことに対しては、驚異的な集中力を発揮し、何時間でも没頭します。
それが「隠れた才能」なんです。
明日から学校が始まる地域は多いと思います。
ご家庭で、ぜひ、お子さまが隠れた才能を発揮する時間を、できるだけたくさん設けてください。
ひまわり音楽教室は「ピアノが弾ける弾けない」にこだわらず、隠れた才能に目を向けていきたいと思います。
★小1Yくん、チューリップのお花かな?ステキな絵だね!!
★寺子屋noteもぜひどうぞ!