<No.224>「特にありません」も立派な答えです!
こんばんは!
学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクター、鈴木敬です。
いつもお読みいただきありがとうございます(^^)
コロナ感染、予想以上に広がっていますね。
入試シーズン、とても心配です。
僕も、本当なら昨日〜今日と東京で素敵な人たちに会っているはずなのに・・・
泣く泣く断念・・・(涙)
そんなとき、とっても感動的なエピソードをアップしてくださった片野 恵先生。
ありがとうございます🌈
★詳しくは→こちらのブログをどうぞ
教室さんの間でこんなことが起こるとは、もう涙涙・・・
ただただ感謝しかありません。
素敵な出来事、ありがとうございます。
さて、先生方からいろいろなご質問を日々、いただいていますが、
「なんの曲、弾きたい?って聞くと必ず”特にない”って言う生徒さんがいます。何か意見を行って欲しいんですが・・・
こんな時ってどうしたらいいんでしょう?」
このご質問、結構多いんですよ。
でも僕は、もうすでに意見を言っていると思うんですね。
「特にありません」
って(笑)
これ、すごいです。立派な意見ですよ!
普通、先生に気を遣って
(特にありません、とか言ったら先生怒るから、テキトーに答えとけ)
になっちゃうと思います。
そして「〇〇弾きたいです」って言ったあと
(しまった!・・・でもしょうがない、言ってしまったから、練習するか)
で、テンション上がらないまま渋々練習する、ということがよくあります(僕はありました 笑)。
そんな時「特にありません」は、立派な答えです。
きっと、先生に対して信頼感を持っているんですよ。
「この先生なら、”ありません”って言っても許してくれる!」って。
「特にありません」とか「イヤだ」とか、子供が言えるのは、大人に対する「ゴーサイン」。
そのまま突き進んでください。
先生(親)に、子供が心を開いている証拠です!
僕は教育現場に30年居て、面白いことに気づきました。
「反抗」と「安心」はセットです。
心を閉じていたら「反抗」さえしません。
それどころか、良い子ぶって、ある日突然爆発します。
まるでトンガの海底火山のように(汗)
それだけは避けたいですね。
ちなみに、僕の生徒さん(小6)で、小5の頃まで「特にありません」「なんでも良いです」って言っていた生徒さん。
今では「こう思います」「これがしたいです」とハッキリ言ってくれます。
子供の成長を
「待つ」
ことこそ、教育、子育ての最強の処方箋です!(^^)