<No.228>「公開レッスン」〜ダッシュしてピアノを弾く子供
こんばんは🌟
株式会社学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
どーも。お久しぶりです(^^)
いや〜、最近、我が家の食事が美味しいんですよ。
たとえば、昨日のカレー。
お豆、玉ねぎ、ひき肉、トマト・・・
それらの栄養素がぎゅーっと凝縮されていて、口の中にじゅわ〜っと広がります。
そんなお料理の「名演出家」にご登場いただきましょう!
「ストウブさん!」
「ハイ!」
フランス生まれのお鍋「ストウブ(STAUB)」
水無しで調理できるため、栄養素が守られるそう。
そのせいか、どのお料理も激ウマです!!
やっぱり、自然が一番!!
さて、お料理も自然が一番ですが、「自然なレッスン」を先生方に見ていただこうと
「ワンポイントレッスン」&「公開レッスン」
を始めました。
「ワンポイントレッスン」では、いろいろなお教室の生徒さんのレッスンを5分間だけ、させていただきます。
この日は北海道の、天野貴子先生のお教室の生徒さん。
お互いに初対面なので、ドキドキ!(笑)
「公開レッスン」とは、先生方に僕のレッスンを公開させていただくものです。
あ・・・そのまんまですね(笑)
さて公開レッスンを見られた先生から、面白いご指摘が。
「挨拶ってしないんですね」
さすが!よく見てますね。
いえ、生徒さんが来られたときは「こんにちは」と挨拶しますよ。
でも、いざ教室のドアを開けたあと、生徒さんは速攻、ピアノの前に座ります。
「え〜?挨拶してからレッスンしたほうが良いんじゃ・・・」
そう思いますよね。実は5年前までそうしていたんです。
レッスン室に入ったら、背筋ピン!と伸ばし指先を一直線にし、
「よろしくお願いします!」
と90度のお辞儀。
80度だとお辞儀やり直し。70度だと、部屋に入るところからやり直し。
まるで韓国ドラマ「D.P.-脱走兵追跡官-」に出てくる軍隊みたいな厳しさ。
「〇〇二等兵、これから弾きます!」みたいな(笑)
でも、やめたんです。理由は、脱走ならぬ「ダッシュ」してピアノを弾く子があまりに多かったからです。
ドアを開けるなり、ダーッと走ってピアノの前に座り、弾き出す。
それを制止して、
「ダメダメ!まず挨拶!」
これじゃ、せっかく盛り上がった弾きたい!気持ちが「しゅん・・・」。
だから、やめたんですね、お辞儀を。
実は人間って「2つの脳」があるんですよ。
ひとつは「速い脳」(システム1)、もうひとつは「遅い脳」(システム2)。
速い脳は「直感」「ビビッ!と来た」。
遅い脳は「それって、大丈夫かな?」。
こんな風に役割分担してるんです。
どちらが大事かといえば、両方大事なんですね。
ただ子供の場合、ほとんどが「速い脳」だけで判断しますが、それでオッケー!
年を取ると、遅い脳が
「おいおい、それじゃ危ないよ。やめときな。まあ、お茶でも飲めよ」
みたいに、自然とブレーキをかけるようになります。
だから若い頃は無謀なくらいでちょうど良い、というわけなんですね。
ダッシュしてピアノを弾く勢いを大切に!!
そのほうが、かえって、クオリティーの高い演奏になりますよ(^^)