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<No.85>「無為自然」(むいしぜん)を教育の柱に

<No.85>「無為自然」(むいしぜん)を教育の柱に

こんばんは♪鈴木敬です。

 

「夜に駆ける」を弾き終えた小5A君に言いました。

 

「弾いてくれてありがとう。この時間、好きに使っていいよ!まず、どうしたい?」

「えーと・・・D〜Eのところまで1回弾いてください」

「オッケー!」

 

私が弾きます。

 

「あ・・・わかりました!ありがとうございます」

 

その後、A君は20分間何度も何度も同じところを練習しました。

納得がいったようで、

「じゃあ、最後に一回通して、終わりにします!」

と宣言。

 

こうして、A君のレッスンが終わりました。

私のレッスンは、ほとんどがこんな感じです。

 

実は私、仏教など、東洋の思想が大好きなんです。

今は、こんな本を読んでいます↓

 

中でも老子(ろうし)の、

 

「無為自然」(むいしぜん)

 

という言葉に魅かれます。

 

道(みち)は常(つね)に無為にして、而(しか)も為(な)さざる無し。

(道はいつでも何事も為さないでいて、しかもすべてのことを為している。)

 

という「無為自然」。

ほうっておきましょう。何にもしなくても、もうすべては揃っていますよ!という意味です。

 

「ひまわり音楽教室」というネーミング(=こどもは植物のように、自然に育つ)は、ここから取りました。

 

「ああしろ、こうしろ」と大人が先回りして教えると、こどもの、せっかくの発見のチャンスを奪ってしまいます。

だから、ほうっておいて、その代わり温かく見守ります。

 

そして「教えてください」と言われれば、丁寧に教えます。

その繰り返しなんです。

 

これからの教育は、まちがいなく、

「無為自然」

になっていきます。

 

でなければ、日々刻々と変化するこれからの時代には対応できないでしょう。

 

授業(レッスン)も、アクティブラーニングのように自習が中心になり、好きなことを好きなペースで取り組む姿に変わります。

昔の寺子屋のようですね。

 

そして、オンライン(インターネット)によって、時間場所にとらわれずに、好きなときに学習できるようになります。

 

 

そんな未来をカタチにした「サロン・ド・ひまわり」

3/1のプレオープンに向けて、HPを公開しました。

 

 

教室ではなく「サロン」ですので、お気軽にお越しください。

ぜひ、心地よい「風の時代」の音楽体験をご一緒に!(^^)

 

🌻楽しい親子イベント、子育てのヒントを発信!「ひまわり音楽教室」のLINEアカウントに登録してみてください (もちろん無料です)

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