<No.117>「興味の木」を育てよう〜発展学習の楽しさ!
おはようございます!エデュケーション・ディレクター、学びの庭ひまわり代表の鈴木敬です。
「ピアノの鍵盤の数(88鍵)と、星座の数が同じなんですね!息子は、星が大好きなのでピアノと結びついて嬉しいです!」
先ほど、保護者MさんよりLINEをいただきました。
「星座の数とピアノの鍵盤の数が同じということで、息子は昔から宇宙の本や図鑑などが好きで、最近は星占いで今日の運勢をGoogleにきいたり、自分もそうですが家族や友達の星座や知り合った人の星座などもきいて、性格などをプロファイリングなどしてます 笑」
なるほど、いいですね!
このように、学びで大事なのは
「結びつく」
ということなんですね。
知識が結びつくことで、脳内のシナプス が結合し、発火し、「もっと学びたい!」という欲求が芽生えるのです。
で、いかにこの状態に持っていくか、なんですね!
つまり「発展学習」したくなるか、どうか。
発展学習とは、先生から言われた範囲じゃないことを「自主的」に学ぶことです。
たとえば、ピアノの鍵盤の数は88。これって、なんで88なんだろう?というところから、「発展学習」は始まります。
「あ、それって星座の数なんだ!」
から始まり、
「あの星座のあの星、地球からどれくらい離れてるんだろう?」
「へえ、1000光年なんだ。じゃあ1光年って、何キロ??」
・・・
と、数学(算数)に発展していきます。
さらには、
「星の名前ってギリシャ神話と関係があるのが多いな。ギリシャ神話ってなんだろう??」
そこから、歴史や文学に発展していきます。
こんなふうに、発展学習を自主的にやっていくと、大きな木が育つんですね!
名付けて「興味の木」
イラストはピアノの場合ですが、すべての教科で、興味の木は育ちます。
大人の役目は、興味を持たせる(発火点をつくる)ことなんですね。
「勉強(練習)させる」ことじゃなくて(笑)
発展学習で、興味の木を大きく育てましょう!(^^)