【Q &A 8】「保護者さんへ、教室の方針がうまく伝わりません。どうしたらいいでしょうか?」
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木 敬です。
いつもブログをお読みいただき本当にありがとうございます。
お盆、いかがお過ごしでしょうか?
豪雨災害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。
豪雨に加え、相変わらずのコロナ感染。
そのようなななか、楽しんでもらおうと開催されたのが、
生徒さんも先生も、浴衣でご参加!楽しかったですね〜(^^)
詳しくは、企画してくださった齋藤瑠璃先生(上段左2の笑ってる人 笑 )が書いてくださると思いますが、
「帰省できないお盆だけど、故郷のお祭り気分が味わえました」
と、ご参加の方よりメールをいただきました。
ちなみに各教室さんが「屋台」を出されるんですが、僕の教室は「鈴木ボウル」🎳
沖縄の、玉城美沙先生のお教室の生徒さん、いきなりストライクを出されてビックリ!!(笑)
「秋祭り」もあるそうなので、お楽しみに(^^)
さて今日は【Q &A 】シリーズ。
Q:
「ピアノの楽しさを味わってもらいたいんです。でも、お母様がお家で”練習しなさい!”と厳しく接してしまい、生徒さん”ピアノやめたい”って言うんです。
“ピアノが好きになってほしいので、無理に弾かせない”という、教室の方針を伝えようとしてますが、反論されたらどうしよう・・・と、今ひとつ、語気が弱くなります(涙)
お母様の感情を損ねず、上手に伝える方法はありますか?」
(埼玉県、C先生)
お答えする前に・・・
同じようなご質問、本当に多いんです。
先生は理想のレッスンをしたい。でも、保護者さんの反応が気になる。
さて、答えは・・・
A:
そうですね。僕も経験があるので、よくわかります。
こういうとき、ともすれば保護者さんへ伝える方法ばかり考えてしまいますよね。
“まだ、十分に伝わってないんじゃないか?”と。
でも、実は違います。
十分に伝わっていないのは”自分へ”です。
つまり先生自身に”教室の方針”が十分伝わっていない可能性があるんですね。
言い換えると「腹落ち」していない。
頭では「これが大切!」と思ってるけど、実はちょっとだけ「本当にそうなの?」と疑ってる。
そういう状況ではないでしょうか?
人間、心の底から「本当にそうだ!!」と信じ切っていると「ツッコミ」が入らなくなります。
よく、「アイツはいい加減だけど、なんだか憎めないよなあ」って人、いますよね?
それは「アイツ」が「いい加減な自分自身を好き」だからなんです。
自分自身を好きな人は、相手からも好かれます。
これを「鏡の法則」って言います。
同じように「自分の教室の方針はこれで良い!」と腹の底から思えれば、
相手も「へえ、そうなんだな」と思います。
だからまずは、「自分のレッスン方針」を疑うことなく、信じてください。
C先生の教室の方針は、昔のピアノ教育とは全然違うと思います。
でも、C先生は「昔のピアノ教育」を受けたのです。
そこにギャップがある。
多くの先生が悩む理由はココです。
自分の教室の方針に自信が持てないのは、自分がそういう教育を受けてこなかったからです。
じゃあ、どうやったら自信が持てるようになるんでしょうか?
「心理学とか脳科学とか、とにかく勉強する!」
それも良いでしょうね。
でも、もっと効果的な方法があります。
「同じ考えの仲間と一緒にいる」
これが一番!!
6月にHTS(ひまわりティーチャーズサロン)をオープンしたのは、その理由なんですね。
同じ考えの仲間と交流するだけで、自分がもっと「自分」になれる!
とにかく、受けた教育とやりたい教育には、ギャップがある。
それが、やってることにイマイチ自信が持てない理由。
そこを押さえておけば、もう怖いものナシです!
______というアンサーです。
いずれにしても「鏡の法則」覚えておくと良いですね(^^)