<No.177>僕が不登校になった理由〜子供が安心して学べる場所を
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木 敬です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
オンライン・フリースクール「寺子屋ひまわり」プレオープンスタートから1週間。
昨日は6回目の開催!
「夏休みの宿題が一気に進んじゃった!」
と、Aさん(画面左下)。
バラバラなことをしているのに、なぜか一体感があるのが不思議ですね!
そして「寺子屋ひまわり」テストオープンの様子を
で紹介しています。
よろしければ、ご覧くださいね(^^)
さて、今日は僕が不登校になった理由を書きましょう。
といっても、何度も不登校になっているので
(その一つは今日のnoteに書きました)、
ここでは、小5の時のことです。
僕は生まれつき、太っていました。
だからあだ名が「お相撲さん」。
それが嫌で、朝5:30に起きて毎日マラソンしましたが、全然痩せません。
いつしか「デブ」であることがコンプレックスになり、そこに
「あ、お相撲さんだ!ハッケヨイ!」
という、クラスメートの冷やかしが追い討ちをかけます。
それで、最初の不登校になり、以後、何回か不登校を繰り返します。
ところが小5の時、ついに救世主が現れました!
音楽の松田先生です。
「キミには音楽の才能がある。作曲家になりなさい!」
その言葉を鵜呑みにし(笑)元気が出た僕は、「毎日小学生新聞」の作曲コンテストに応募。
見事、グランプリに輝きました!
全国に、僕の作曲した「朝日にむかって」が流れます。
全校集会では、僕が指揮をして合唱しました。
「これで、やっと自分らしく生きられる!」
と思った矢先、「いじめ」が始まりました。
「ちょっとくらい、音楽ができるからっていい気になるなよ」
という、言葉による陰湿ないじめ。
たまりかねて担任に言うと「自分で解決しなさい」と、僕の顔も見ずに、テストの採点をしながら答えます。
実をいうと、いじめには慣れていましたから、その程度では不登校にはならないんです。
でも、担任に突き放された。
「僕より、テストの方が大事なんだ」
と感じた。
そのことで不登校になったんです。
これはあくまでも一例ですが、このように、
「先生が見守ってくれていれば・・・」
というケース、すごく多いんですね。
とくに、コロナ禍の今の時代は、「不安」を万人が感じています。
子供にとっても「安心して学べる場所」が何より大切です。
たとえば「もっとガンバレ!」→「がんばっているね」に置き換えてみたらいかがですか?
たったそれだけで「不安」→「安心」に変わります。
「寺子屋ひまわり」来週は毎日開催しますね(^^)