【Q &A 10】「生徒さん、私よりピアノが上手です。どうしたら良いでしょう?」
こんにちは!
エデュケーションディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
一昨日は「ピアノの音と絵本よみ会」に参加しました。
なんか、回を重ねるごとにだんだん本格的になってきましたね
今回のフィナーレは超感動!!
主催の斉藤光代さん、ご参加の生徒さん、先生方、本当にありがとうございました。
(詳しくは、先生方のブログでどうぞ)
さて、昨日のレッスンでいただいたご質問に答えます。
【Q &A コーナー】
行ってみましょう!
Q:
「小さい頃から習ってる生徒さん。練習熱心なので私より上手くなってしまいました(笑)
どうしたら良いでしょう?」(A先生)
A:
「喜びましょう」
以上で終了!
おめでとうございます!!(パンパカパーン!!🎺)
(ちょっとだけ解説)
「生徒さんが自分より上手くなるとヤバい」
という先生って、たぶん、
「先生とは、立派な人間でなくてはいけないのだ。生徒の上に立つにふさわしい技術と人格を・・・」
と考えてるんじゃないかな?と思います。
でも、実際は真逆。
そんな人に上に立たれたら、生徒さんは、
「ははーっ!!」
って、ひれ伏すだけ
「こんなに立派になるなんて・・・オレには絶対無理!」って、思うでしょう。
かえってヤル気を無くしてしまうことも。
だから、立派じゃない方が良い。
それに、そもそも先生って、生徒さんより下手でもできるんですよ。
イチロー選手のコーチは、イチロー選手よりヒットを打ったでしょうか?
ボルト選手のコーチは、ボルト選手より足が速かったでしょうか?
いや、そんなことはありませんよね。
よく言われるように「名選手=名監督にあらず」です。
先生が「上げる」のは、実は、生徒さんの技術や学力じゃないんですね。
「気持ち」
です。
先生は、生徒さんの気持ちを上げる「盛り上げ役」「チアリーダー」のような存在なんです。
チアリーダーは、自らバッターボックスに立ちません。
でも、応援で、選手の気持ちを上げ、選手はヒットを打ちます。
これです。これなのです!
新しい時代の先生は、生徒さんがヒットを打てるよう、気持ちを盛り上げる人です。
「では、具体的にどうやったらいいんですか?」
最後にそれを書きましょう。
今日から「こうしなさい」→「どうしたいの?」に変えてください。
「どうしたいの?」
この言葉に今まで「こうしなさい」って言われていた生徒さんは、面食らうでしょう。
と同時に、こうも思うでしょう。
「へえ、先生って、ボクを信じてくれてるんだ」
その嬉しさで、自己肯定感は爆上がりします。
「こんなに信じてくれてるんだ・・・なんかヤル気、出てきたな!」になります。
たったこれだけで!
何百人と、こうなったのを目にしてきましたから、本当です(笑)
そんな場所が、ただいまテストオープン中「寺子屋ひまわり」。
「どうしたいの?」「やってみよう!」しか言わない先生たち。
子供は大喜び!!
🌻詳しくは→こちらをどうぞ(^^)