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<No.206>怖がらずに「練習できませんでした」と言える教室にしたい

<No.206>怖がらずに「練習できませんでした」と言える教室にしたい

こんばんは!

学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクターの鈴木敬です。

 

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

実は、あることをこれから始めます。それは・・・

「1日5分練習会!」

 

クリスマス・リモートコンサート(12/12)までの期間限定ですが、平日毎日19:55-20:00までの5分間だけ、みんなでピアノを練習します。

「すみません、先生。うちの子やる気はあるんですが、学校と習い事が忙しくて・・・なかなかピアノに向かえないんです」

そんなお母さんが、特にコロナになってから急増中!

 

「こりゃあ、なんとかせなあかん・・・」

 

と、加藤知子先生の発案で「1日5分練習会」を始めることにしました。

 

「ピアノ弾くの、疲れてるし、億劫だなあ」

が、

「5分なら、ま、やってみるか!」

に変わるんじゃないか。

 

そう判断してのテスト開催です。

すでに、各教室さんから「出ます!」のご連絡をいただいています。

 

僕の役目は、生徒さんが来ても来なくても

「zoomを開く!」

のミッションをやり遂げること。がんばります(笑)

 

★写真は「ひまわりニコニコれんしゅうかい」

 

 

さて、僕はひとつ、感動したことがあります。

「すみません、先生。うちの子、なかなかピアノに向かえないんです」

というお母さん。

 

「今週練習できなかったです」

という生徒さん。

 

そのどちらも、数年前から増えていることです。

 

いえ、もちろん練習はして欲しいですよ(笑)

でも、今の社会を見てください。

コロナ禍で学校の授業は忙しい、宿題は多い。

習い事も多い。

家に帰ると疲れて寝てしまう。

 

そういう環境の中でピアノを練習したくてもできない子が増えているんです。

 

そういう子やお母さんが、

「練習できませんでした」

と、怖れることなく言える教室でありたい!

とずーっと思ってきましが、ようやくそうなってきたようです。

 

普通、ピアノ練習しないと、先生から叱られます。

「どうして練習しなかったの?!」

と。

 

でも、僕やひまわりの先生方は、練習しないことを「悪い」ことだとはまったく思っていません。

そもそも練習する、しないは生徒さんが決めるもの。

上手くなりたければ練習する、でもほどほどに楽しめれば、という場合は練習しなくて良い。

 

また、他の習い事や学校の勉強が忙しかったりしたら、そちらをすれば良い。

 

それを、生徒さんが選べるようにしてあげます。

どんな場面も「自由と責任」セットなんですね。

 

ただ、練習すると、そこには素晴らしい世界が広がっています。

弾けなかった音が弾けた喜び。自由に歌えたときの快感。指が回るようになったときの興奮。

そんな未知の世界に出会えるんです。

 

だから、僕たちは「練習しなさい」を言わない代わりに、

「練習したくなるように持っていく」

ことをミッションとしています。

 

そのために「教材倶楽部」「ひまわリトミック」「オンライン練習会」「寺子屋ひまわり」・・・などさまざまな工夫をしているんですね。

 

どちらにしても

「ピアノ、練習できませんでした」

と言えるのは、教室・先生に安心感を抱いている証拠。

 

こういう教室なら、ピアノが好きになり、結果として上達する。

そう考えていますし、実際そうなっていると思います。

 

これからも、生徒さんが安心してレッスンを受けられる場を、先生みんなでつくっていきたいと思います!

 

★今日は全体研修会、今月2回目でした!

 

★僕の書いている「寺子屋note」もどうぞ!

 

 

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