<No.207>練習したくなる仕掛け=「教材」&「場所づくり」
おはようございます!
学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクター、鈴木敬です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
実は一昨日、僕の誕生日だったんです。
たくさんの先生、生徒さん、保護者さんからお祝いのメッセージをいただき、ありがとうございました。
感謝感謝です。
なんですが・・・
今年はちょっと、様子がちがうぞ。
「お誕生日おめでとうございます!・・・ところで、せっかくなのでハッピーバースデー、弾いてもらえますか?おしゃれなコードとか、つけて」
え?自分で弾くの?こっちが誕生日なのに(笑)
ま、いいか。
で、弾きます。
すると、
「あ、今のコード、教えってもらえますか?メモするのでゆっくりお願いしまーす」
これじゃ、レッスン開始ですよ(笑)
朝から、zoomミーティングのたびにこの調子。
説明するの、めんどくさいので(笑)楽譜をつくり、先生方のグループLINEにアップしました。
あとは、自分たちで弾いてね〜♪(笑)
さて、そんなひまわり音楽教室。
生徒さんの
「自主性」
を何より大切にしています。
なかでも、
「自分から練習すること」
を重視しているんです。
ところでピアノの練習。これについてはさまざまな意見があるようです。
「無理矢理でも練習させた方が良い。上手くなれば、将来、幸せになれるから」
という方もいれば、
「練習しなくても良い。楽しめればそれでOK」
という方もいらっしゃいます。
どちらも一理ありますよね。
だったら「いいとこ取り」しちゃいましょう。
つまり、
「楽しく練習できれば、すべてが丸くおさまる!」
まさに一石二鳥なのです。
ただ、前にも書きましたが「練習」と「楽しさ」は
「ニワトリが先かタマゴが先か」
つまり、練習すれば楽しくなるけど、楽しくなるまでには練習が必要。もう、どっちが先なの?!
・・・ということなんですね。
そこで、練習し始めの、ちょっと辛い部分を乗り越えられる
「思わず練習したくなる仕掛け」
を用意することが必要、と考えているんです。
たとえば、さっきのハッピーバースデーみたいなおしゃれなアレンジだと、練習のモチベーションが上がります。
また、ひとりひとりの力量に合った楽譜だと、練習しやすくなります。
ということで、生徒さんのために「オーダーメイド楽譜」をつくるのが一番良いのです。
おや?先生方、勉強していますね。こうやって、アレンジ、作曲の勉強をいつもされているんですよ。
そのような教材の工夫は必要なんですが、それ以上に大切なものがあると、僕は考えます。それは、
「場づくり」
です。
「習い事が忙しくて、子供がピアノに向かう時間がない」
多くの保護者さんから、こういう声が届いています。
そこで毎日5分だけ、でも必ずピアノに向かう場として
「毎日5分!練習会」
を3日前から始めました。
「5分だけ?じゃあ、やってみるか!っていう気分になれると思います」
という、加藤知子先生のアイデアです。
★会の様子は清水美佳先生のブログでどうぞ♪
ガミガミ言う大人が横に張り付いていては、練習する気なんて起こりません(笑)
まずは、安心できる場をつくることが大切だと思います。
子供は「安心安全な場所」でこそ育ちます。
教育は
「場づくり8割」
なんですね!
★ぜひ、僕の寺子屋noteもご覧ください。