無理にピアノを弾かせない「生徒さんファースト」🌈僕たちが目指しているもの③
おはようございます!鈴木敬です。
家のそばの川に、たくさんの鯉のぼり!
そう、今日は「こどもの日」👦👧
こどもたちに輝かしい未来を残したいですね🌈
ということで、日々、
「今の子供たちにとって、どんな教育がベストなんだろう?」
と自問自答し、早、10年になります(最初にピアノ教室を立ち上げたのが10年前)。
最初はテキストを何冊も用意し、宿題をたくさん与え、「練習しなさい」とハッパかけていました。
すると、ある程度のところまでは上手くなるんですね。
ところが頭打ちになって、そのうち伸びなくなります。
しかも、辞めてしまう子が続出したんですね。
そこで、5年ほど前からやり方を変えました。というより、2年ほどかけて徐々に変えていったんですね。
どのように変えたのか?
それは「やりなさいをやめる」だったんです。
たとえば「無理にピアノを弾かせない」。
生徒さんの中には、自分から喜んでピアノを弾く子もいれば、なかなか弾こうとしない子もいます。
宿題が多くて、習い事が多くて、部活で・・・疲れている。そういう子が増えているんですね。
そういう子がいたら、弾きたくなるまで待つ。自然にピアノのフタを開けて弾き始めるまで見守る。
もちろん、先生はピアノを弾いて欲しいと思っているし、上達することを願っています。
が、そんなことはおくびにも出しません(笑)
その代わり・・・
音楽クイズをしてみたり、鍵盤でゲームをしてみたり、作曲家の話をしてみたり、
「心に火をつける」
ことをたくさんします。
そして何より、KJK=傾聴、受容、共感
子供が心の底から安心できる環境をつくります。
こういうことを、僕たちひまわりは心掛けているんですね。
すると、あら不思議。
いろいろなお教室さんから
「生徒さんが自分からピアノを弾きました!」
とのご報告をいただくんです。
それも、喜んで弾くとか。
弾くまでの時間は、10分かもしれないし、1週間かもしれないし、1年かもしれない。
それは誰にもわかりません。
ただただ「無理に弾かせない」「弾きたくなる環境づくり」を続けるんです。
先生にもある意味「ガマン」が必要かもしれませんね(笑)
でもそのことで、先生も人間として成長できると思っています⤴️
そして、そういう生徒さんがいたら、先生同士が連絡を取り合います。
「一緒にレッスンしてみようよ!うちにもそういう生徒さん、いらっしゃるし」
「こんな教材あるから、使ってみない?」
ここでオンラインの出番!
1人で抱え込まず、みんなで相談相談!
職員室みたいに(笑)
つまり、これからの教育に何が必要かっていうと、多様化(それもすごく細かく)する子供、
ひとりひとりに寄り添うことです。
「先生が用意した教材があって、できなければ不合格」
を180度ひっくり返し、
「何をやりたいの?どんな学び方したいの?」
を何度も聞きながら、ひたすらピッタリ寄り添い続ける。
そして、先生方が協力して、ひとりの落ちこぼれも出さない。
こんな「生徒さんファースト」をオンラインで実現!
2030年には、標準になると考えています。