<No.19>「本音」それは「本当の音」です♪
こんばんは!鈴木敬です。
「お母さん、撮っちゃだめ〜〜!」
そりゃそうだよね。
「コソ練」(秘密練習)して、急に弾けるようになって、お母さんを驚かそうと思ってたんだもんね。
Mさん、朝からとっても楽しい動画、ありがとうございました!
さて、今日水曜日は、「APMオンラインスクール」の日。
今日もたくさんのご出席、感謝感謝です。ありがとうございました。
(ひまわりの先生も、何名かいらっしゃいました。ありがとうございます)
さすが女子!賑やか!!
ところで、今日のテーマは、
「どうする?!困ったちゃん」
「え?何?困ったちゃんって」
ピアノをなかなか弾かない、言うことを聞かない・・・
世間的に言う「問題児」さん、それが「困ったちゃん」です。
そんな困ったちゃんを見ているとついつい「怒ったちゃん」になっちゃう。
だから、どうしたらいーんですか?!というお悩み相談会みたいな感じです。
そんな「困ったちゃんズ」の中でも、トップ・オブ・困ったちゃんは、
「おしゃべりばかりする子」。
「ずーっと喋っていて、ぜんぜんピアノ弾こうとしないんですよ〜」
とは、A先生。
なるほどね〜そりゃ、先生が困ったちゃんになっちゃうよね〜。
そんなとき、どうしたらいいのでしょう?
私は、
「ありがとう。おしゃべりしてくれて」
と感謝するのがいいと思っています。
レッスン、それは生徒さんから先生へ、メッセージを伝える場です。
「わたし、今こんな気持ちだから、こんなこと伝えたいの!」
と。
メッセージには、いろんなメッセージがあります。
言葉、表情、しぐさ、目の輝き・・・そんなメッセージのひとつとして、
「ピアノ」
があるのです。
そう、メッセージとは「その人の全部」。
ピアノレッスンだからといって「ピアノ」だけがメッセージじゃないんですね。
むしろ、おしゃべりが止まらないときは、チャンスなのです!
生徒さんの、「本音」が聞けるから。
本音という字を見てください。
「本当の音」と書きますよね?
ピアノのレッスンで「本当の音」が聴けるのだから、先生からすれば願ったり叶ったり!
だから、感謝ですよ。
「本当のことをしゃべってくれて、ありがとう」
と。
ちなみに、私自身もレッスンのとき、必ず「今日はどうだった?」と聞きます。
本音を話すと、ピアノから「本音(本当の音)」が出てくるからです。
生徒さんも先生が、本当の音で話すとき、そこには本当のハーモニー(調和)が生まれます。
それを人は「絆」(きずな)と呼びます。
親子も同じ。絆で結ばれた親子のハーモニーをつくりたいですね!