<No.63>ひといちばい敏感な先生だから 生徒さんに寄り添える
こんばんは♪鈴木敬です。
「先生!レッスン、26日ですよ!(笑)」
兵庫県のA先生からご指摘を受けました😅
いや、今日(6日)レッスンだと思ってzoom立ち上げて待ってたら「26日」の間違いだったんです。
がーん。
これがお正月ボケなのか。
まあ、一年中お正月ボケみたいな感じなんですけどね(笑)
でも、こちらはしっかりとさせていただきました!
「ひまわりだより」1月号。
前にもブログに書きましたが「グレート・コンジャンクション」「風の時代」について書かせていただきました。
さて、そんな「風の時代」にふさわしい先生に出会いました!
B先生です。
昨日B先生からこんなご相談を受けました。
「私、ピアノの先生になって間もないので、全然”指導力”がないんです。ベテランの先生みたいに、”そこはこうして!””はい次はこれ!”っていう指示ができないんです。”えーと・・・”とか口ごもってしまって、その間、生徒さんはボケーっと待っています。もっとテキパキと指示できるようになりたいんです。教えてください!」
それに対して、私の答え。
「指示しないでください」
「え?は?!」
「B先生、あなたは最高いや、最幸の先生です!それをもっと徹底して、全部”次、どうしたらいいかな?”自分で考えてごらん”に変えてください」
「そうなんですね!それなら”指導力”は要らなさそう。
でも、もうひとつ悩みがあるんです。私、すごく敏感で、生徒さんのひとことひとことが気になって気になって・・・いちいち(今のでよかったのかな?)(私、嫌われてるんじゃないか?)と、気にしていまうんです」
「いや〜B先生!良い感じですね。そういう先生こそ、求められているんですよ」
「え?それ、なぜですか?」
「今までの先生は、鈍感な方が良かったんです。たとえば、自分の言うことを聞く生徒さんばかりじゃないですよね。中には反抗する生徒さんがいたりします。」
「そうですよね」
「そんな生徒さんをスルーできる鈍感さが、今までは必要だったんですね。図太さっていうか。
でもこれからは、そういう生徒さんの言うことに耳を傾けることが大切になります」
「なぜですか?」
「時代が変わったんです。土の時代→風の時代へ。
土の時代はみんな一斉、大量生産、上下関係の時代。風の時代は、個性、自由、好奇心の時代です。
つまり”個”を大切にする時代なんですね」
「わかりました!私みたいに、いちいち気になる人の方が、個々に寄り添えるわけですね!」
「さすが!その通りです。繊細さ、柔軟さ、多感さが大切な時代なんですよ」
そうなんです。B先生は、これからの時代に向いている先生です。
ありがたいことに、ひまわり音楽教室には「先生になりたいです」というお問い合わせがたくさんあります。
とても嬉しいです。
さて、どんな先生が向いてるんでしょう?
それは・・・
「先生らしくない先生」!
押しが強くなく、人の意見に耳を傾けすぎ、指示するのをちょっとためらうような先生。
繊細すぎて、相手の言うことに耳を傾きすぎる先生。
いわゆるスポ根的、昭和の先生像と「真逆な」先生を求めています。
私は、この一点にこだわっています。
音大を出ていない方も良いですね。
押しが強くて、指示したがる先生。
指導力がありすぎる先生にはご遠慮いただきます(笑)
求められる先生像は、180度変わったのです。
今まで、ちょっと頼りないな・・・と思われていた先生。
そんな先生を求めています(^^)