<No.150>人生すべてはピアノにつながる!”Connecting the dots”
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
この数ヶ月で、たくさんの先生に出会いました。
今日も、教室が増えました。
ありがたいことです。心から感謝いたします。
そして、私のミッションは先生方の成功と幸福を支援すること!です。
だから、24時間365日、必要があればいつでも演奏動画を送ります(笑)
ということで、今日もある先生よりご質問をいただきました。
「ピアノ教室だからといって”ピアノだけしか教えちゃいけない!”じゃないことはよくわかりました。
でも、いったいどこまで教えてOKなんですか?」
その先生は、手の形を「ボールを持つようにね」と教えたのですが、生徒さん(男の子)は野球大好きで「先生、キャッチボールしよう!」となったそう。
キャッチボールしながら手の形を説明したそうですが、さすがにレッスンでキャッチボールは・・・と思ったそうです。
なるほど。これは一瞬、迷いますよね〜
でも、答えはカンタン!
答え=どこまででもOKです。すべてはつながっていますので。
キャッチボールの手の感触がピアノに活きる。
ということは、野球がピアノに活きる。
たとえば料理をするとき、包丁を握ると、その感触がピアノに活きる。
という風に、ピアノに活きないものを探すのは難しいのです(笑)
そう、すべてはつながっているのです!!
料理の話が出たので、これを料理にたとえてみましょう。
カレーライスです。
(美味そうな写真!笑)
カレーライスはじゃがいも、ニンジン、牛肉・・・などがカレールーと共に煮込まれ、ご飯にかけて食べますよね。
これ、全部つながっていると思いませんか?
じゃかいももニンジンも牛肉もカレールーもご飯も。
たとえば、
「僕は肉が好きだから肉だけ食べる」
といっても、そこにはじゃがいもやニンジンの出汁(だし)が染みています。
「私はご飯が好きだから」
といっても、そこにはルーがかかっていますし、ルーにはすべての出汁が入っています。
つまり、切り離すことは不可能。すべてはつながっているのです!
だから、生徒さんがレッスン時間中に興味を持ったものは、すべてやる。
これが、インターネットでつながった現代、ピアノレッスンの「ニューノーマル」だと、私は考えます。
昨日の「バーチャル鳥(トリ)ップ」についても、
「あれ、すごく楽しかったけど、一体何のイベントなんですか?」
とご質問をいただきました。
何のイベント?
それは、よくわかりません(笑)
よくわからないもの、名前がつけられないものほど、現代に求められていると思います。
そしてそれはみんな、カレーライスみたいに切り離し不可能な、つながっているものなんですね。
故スティーブ・ジョブズは、”Connecting the dots”(点と点がつながり線になる)と言いました。
一見関係ないものもすべてつながっている。だから「今ここ」に集中しなさい。楽しいことをやりなさい。
それが、あなたの人生になるから。
と言っています。
ピアノも同じです。
一見関係ないもの、それは、すべてピアノとつながっています!
点と点はつながります。
まるでカレーライスのように!
だから、人生すべてが
「ピアノレッスン」
です(^^)