<No.153>困ったときは・・プレ名曲デビュー!
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
1日17時間労働を続けていたら、体重が減ってきました。
ならばパワーチャージ!といつものお惣菜屋さんへ行ったら、新作のお弁当。ラッキー!
チキン南蛮&玄米弁当。
ちなみに我が家は毎日玄米を炊いています。
「お米の味」がして、おかずなしでも食べられるくらいの大好物!
さて、同じ生きてるなら、好きなものを食べたい。
同じく、同じ生きてるなら、好きな曲を弾きたい!
でも、
「生徒さん、いきなり木枯らしのエチュード弾きたい!って言うんですよ。まだツェルニー100番なのに・・・(笑)」
いくら「好き!」とは言え、こういう場合って、どうしたら良いのでしょう?
そのときの対処法があります。
「とりあえず弾く」
が、それです。
実は上のお話、HTS(ひまわりティーチャーズサロン)会員さんでいらっしゃる、静岡県静岡市のおとりえ♪音楽教室 加藤知子先生よりお伺いしました。
加藤先生は「とりあえず、弾いてもらいます。生徒さんの意思を尊重したいので」とおっしゃいます。
同感ですね、これ!
実は、
「夢がデカい!今すぐやりたいけど、デカすぎてできない!」
っていうこと、ありませんか?
そんなとき、たいていは「まだ小さいから」「まだそこまでのレベルじゃないから」あきらめなさい、って言うと思います。
でも、あきらめないで良い方法があるんです。
それは、
「ミニチュア版をやる」
です。
例えばJリーガーになりたい!という小学生がいたとします。
年齢からして、今Jリーガーにはなれませんよね?
だから少年サッカーチームに入り、
(Jリーガーなら、こういうプレー、するだろうな・・・)
というプレーをシミュレーションしつつ、やるんです。
そう「ミニチュア版Jリーグ」です。
それを積み重ねれば、10数年後はJリーガーです!
新しいことを始めるときに大事なのは「待つ」じゃなくて「今できることから今、この瞬間に始める」なんですね。
同じくピアノも「まだレベルがそこまでじゃない」「まだ手が小さい」でも、憧れの曲を弾いてもらいます。
でも、
「小学校一年生で”ラ・カンパネラ”弾きたい!なんて場合、どうするんですか?」
ああ、そんな生徒さん、いましたね!
この人です(笑)
※今日の写真。小3になりました。THEピアノ少年↓
弾かせてあげましょうよ、カンカン!(この生徒さんは、そう呼んでいます 笑)
ただし、右手だけを両手で弾き、左手は先生が弾きます。
それでいいんです!「ミニチュア版」ですから。
他に、「楽譜の通りだけど超ユックリ弾く」「1小節だけ弾く」・・・などいろんな方法があります。
でも原曲を弾かせてあげてくださいね。「簡単バージョン」だと物足りなさを感じますので(笑)
このように「できるところから始める」ミニチュア版演奏を、
「プレ名曲デビュー」
と呼んでいます。
たとえプレでも、侮れません!
「出だしだけでも、弾けた」体験は潜在意識に落とし込まれ、身体、心の成長により、10年後には現実になります。
※人間の意識の大半は「潜在意識」(思い込み)。
「できる!」と思い込みさえすれば、マジでできてしまう!!
「そんな曲、無理だよ」を「できるとこまでやってみよう!」に、変えてみましょう(^^)