<No.165>夏休みは「練習」よりも、まず遊び!
こんにちは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表取締役、鈴木敬です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
練習動画を送ってくれる小3Kさん。
LINEでお返事したら、こんな風に送ってくれました。
やったー!褒められた(笑)🤣
さて、ここのところ【お悩みQ &A】を載せています。
その後も続々といただいていますが、ちょっと一休みして、今日は普通のにしたいと思います(笑)
今朝、北海道の信定千尋さんがファシリテーターを務められる「オンライン女子トークわくわく瞑想会」の録画を観ていました。
すると、面白いことをディスカッションしていました。
「夏休み、特別練習期間にする先生って、いるみたいだよね。サボらないように、特別メニュー組んで練習させる、みたいな。
この中で、してる人っているかな?」
すると・・・
(しーん)
誰もいないではありませんか(笑)
「夏休み、思いっきり遊んでほしい」
「お盆は、家族との時間を大切にしてほしい」
「普段、勉強と習い事に追われているんだから、好きなことをやってほしい」
いいなあ〜
子供の頃、ピアノの先生からそう言われてみたかった!
言われていたら小学校2年でピアノを辞めることはなかったのに・・・
(その後は上のLINEのとおり)
実は、参加されていた方は全員HTS(ひまわりティーチャーズサロン)の先生方。
タイムリープできるようなら、小2の僕を教えてください(笑)
さて、
「夏休みは、特別練習なんかよりも遊んだ方が良い」
には、2つの理由があるんですね。
①遊ぶことは、広い意味での練習
僕は、
「点と点はすべて線で繋がっている」
というイメージを持っています。
実際、世の中には他から切り離されて単独で存在するものは、何一つないんですね。
たとえば、当ブログにたびたび登場しますが、ピアノ朝練してから野球へ出かける野球少年Kくん(小5)は、野球のボールの握りやバットの振りが、すべて演奏に生きています。
砂場で遊ぶのが好きな年長さんMさんは、創造性が作曲に生きています。
有名な事実ですが「体験していないことは、インスピレーションとして降ってこない」んです。
だから、どんな分野に進もうとも
「幼い頃の体験の広さが命!」
なんですね。
一見バラバラな体験が、後で振り返ると線になっている、だから好きなことをどんどんやりましょう!
・・・と、故スティーブ・ジョブズも言っています。
夏休みは、そのチャンス!!
②ピアノの練習自体「遊び」です
誰ですか?ピアノが「学び」だと言ったのは。
英語でなんていうでしょう、「ピアノを弾く」を。
play the piano
でしょ?
僕が小5でやっと本格的ピアノを習い、音大附属高校に合格できたのは「ピアノが遊び」だと教えてくれた先生のおかげです。
いえ、ピアノだけじゃありません。
どの教科、たとえば国語も英語も数学も、みんな遊びです。
たとえば、東大は勉強が「遊び」になった人の遊園地です。
逆に言えば、なんでも「遊び」と感じられるように「持っていく」のが先生の役目です。
教えるんじゃないんですよ。
いかに「興味を持つように持っていくか」。
それが先生の役目なんですね。
そんなこんなで、この夏休み。
コロナ禍で制約はあるとはいえ、幅広い体験をお子さまにさせてあげてください。
5年後10年後に、「ああ、あのときああして、良かった!」
人生という「線」を見て、しみじみそう思う時がくるでしょう(^^)
🌻音符に興味を持ち、火がついたように書き始めた年長Kさん(つい先ほど)。
これからの時代、遊びが学びに、学びが遊びになります!