<No.155>「競争」を「共奏」に〜オンライン時代の音楽教室
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
去年5月の写真を発見!
そうです。「ひまわり音楽教室」ができた直後の写真です。
このころ、まだオンラインをやる人が出てきたころで、
「え?オンラインでピアノのレッスンなんてできるの?」
って、何度も聞かれました(笑)
今では「当たり前」レベルにまでなっていると、私の周りにいる先生を見ると思います!
私自身は8年前からオンラインレッスンをやっていますが、本当にいい時代になったなあ、と思います。
・・・と斉藤光代先生も今日のブログでおっしゃってますね!
さて、オンラインについて書けば一冊の本になりますので(笑)ひとつだけ書きます。
そもそも、オンライン(デジタル)化は、ただ、対面レッスン→オンラインに置き換えるだけ、じゃないんですね。
デジタル化は、人々の行動パターンを、思いっきり変えてしまうんです!
たとえば、最近こんなことがありました。
北海道の信定千尋先生のお教室の生徒さん(Kさん)をみんなで応援した!というできごとです。
ちょっと、引っ込み思案だったKさんが「バーチャル鳥(トリ)ップ」に出たい!と自ら志願。
絵を描いたり、ナレーションをしたりしているうち、みるみる自信をつけていく姿を、全国の先生が応援しました。
「Kさん、ステキ!」
「応援してます!」
そんなメッセージが、LINEで飛び交いました。
考えてみれば「他の教室の生徒さんを応援する」なんていうことって、前は考えられなかったですよね。
それどころか「他の教室は競争相手」と思ってしまったでしょう。
でも、デジタル社会の今、競争相手はいなくなり、その代わりに
「共奏相手」
がたくさん生まれたんですね。
これは、オンラインが「半径5km」の商圏を「世界」にまで拡大したことによります。
実質的に、競争が不可能になったのです。
それどころか、オンライン上のデータベースを共有することにより、一人の生徒さんをみんなで見守ることが可能になったんです。
実際、ひまわり音楽教室では「いろんな先生に習う」ことができます。
こんなこと、今までは考えられなかったですよね。
先生方はライバルじゃなくて、もはや「同志」になったんですよ!
このように、オンラインは人間の「不」(不満、不安など)を解放してくれるのです。
競争がなくなり「共創」「共想」「共奏」の時代に。
そんな、優しい時代に必要なレッスンとは?
引き続き、ブログでも紹介していきますね(^^)
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