【お悩みQ &A】#2「”自分で考えてね”と言ったら、やらなくなりました💦」
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表、鈴木敬です。
前回の【お悩みQ,&A】第一回、
「中1の息子がゲームばかりしています。どうしたら良いんでしょうか?」
へお答えをしたところ、
「それでいいんですね!」「ホッとしました」
と、大反響をいただきました。本当にありがとうございます。
お読みいただいた石川県にお住まいの保護者さま、K・Oさんから、早速ご質問をいただきましたので今日はそれにお答えします!
Q:
「中1の娘です。昔から素直でピアノや勉強、私が時間を決め、付きっきりで行ってきました、
中学生になり、自主的にできるようにと、娘に任せることにしました。
ところが、とたんに集中力がなくなり、勉強時間も短くなってしまいました。
それを見て、ついつい口出ししてしまう昔の自分がいます。
ただ、ピアノは、以前よりも練習時間は短くなったものの、楽しく弾けるようになりました。
娘に責任感を持ってもらえる方法があれば、ぜひ教えて下さい。」
A:
そうですね。
これはいわゆる「陽転反応」ですね
今までの習慣を変えた瞬間「一見、良くない方向へ進んでしまうこと」が起こる。それを陽転反応と言います。
「自由にしたら、サボるようになった」としても、「陽転」だから、実際には良い方向へと向かっているのです。
娘さんは、従順で素直な子なので、今までは親の言いなりだったのでしょう。
でも「本当に、自分の意思でやってるか?」と言えばNo!な状態です。
それが無くなった。だから嬉しくて、遊んでしまうのでしょう。
ただ、これが自然な状態なんです。
ここからです。娘さんが本当に好きなものを見つけて、それにのめり込んでいくのは!
これを「リアル・モチベーション」=本物のモチベーションと呼びたいと思います。
やっと「本当の自分」に出会えた。人生は自分で選べるんだ!
娘さんからすると、きっとそんな気分だと思います。
実際、「ピアノが楽しく弾けるようになった」これは、お母さんが「やらせていないから」なんですね。
もしかしたら、ピアノが「本当に好きなもの」なのかも。だとしたら嬉しいですね!
最後に責任を持ってもらいたければ、こちらが責任を負わないこと。
つまり、100%相手の意思に任せることです。
「自由」と「責任」はいつもセット。
自分で決めたことは自分で守ろうとしますが、他人の決めたことは他人に守ってもらいたいと思います。
失敗もあるでしょう。つまずくこともあるでしょう。
でも、あせらず、娘さんを見守ってください(^^)
(ここまで)
さて、ご参考になりましたでしょうか?
このように、みなさまのお悩み(子育て、教育、ピアノ・・・etc.)を、どんどんお寄せください。
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