【Q &A 7】生徒さんに舐められないように「怖い先生」になった方が良いのでしょうか?
こんばんは!
エデュケーション・ディレクター&学びの庭ひまわり代表取締役、鈴木敬です。
いよいよ今日から8月!
それと関係あるのですが、朝からビックリしました。
ウォーキング中に見た光景。
時刻は05:30AM。
場所は全国三千余社の「白山神社」総本宮、「白山比咩神社」さん駐車場。
見てください。満車です!
中も、人でいっぱい!
今日は1日。「おついたちまいり」で混んだのでしょうが、ここまでのは初めて。
ちょっとオドロキでした!
では本題です。
今日はお若いB先生(20代)からのご質問にお答えする【Q&A】
1週間前のご質問です。
Q:
昨年教室を開き、徐々に生徒さんが増えてきたのですが、言うことを聞かない子が多いんです。
特に男の子。「ピアノを弾いて」と言っても遊んでばかり。「そろそろ弾こうよ!」と言っても「やだ」。
でも何故か、教室には来るんです。
前に勤めていた音楽教室の先輩に聞くと「舐められているのよ、あなた。もっと厳しくしなきゃ!」と言われました。
怖い先生にならなきゃ、生徒さんに舐められるそうです。
でも私は、なんか違うような気がする・・・
どうしたらいいんでしょう?
A:
言うことを聞かない子は、言うことを持っている子ですよ。
それも、先生の言うことより、もっと良い「言うこと」を。
それを聞いてあげましょう。
とお答えしたのですが・・・
1週間後、昨日の朝、レッスンがあったそうです。
今日も、ピアノを弾こうとしない生徒さん。
B先生は、いつもの「ピアノ弾こうよ」をやめ、
「今日、これからどこ行くの?」
と聞きました。
生徒さんは、急に目を輝かせ、
「キャンプ!」
と言いました。
聞けば、家族で高原まで車で出かけ、テントに泊まるそう。
それは、楽しいですよね!
(僕もテント泊、大好きです!!)
「山へ行くんだね。どこの山?」
「山でご飯つくるんだよね。どんなご飯?」
嬉しそうに答える生徒さん。
ひとしきり、そんな会話を続けました。
その後、B先生。
「じゃあ、”やまのおんがくか”弾いてみようか?」
「え?!」
B先生は幼児でも簡単に弾ける「やまのおんがくか」の楽譜を出してきました。
生徒さん、初見奏は初めて。
「よーし!」
とやる気満々!
楽譜と格闘したのち、最後まで弾いた生徒さん。
「この生徒さんがピアノを弾いたのを、久しぶりに見ました(笑)
嬉しそうでした。
私は今まで、舐められないようにと、指示することばかり考え、指示する方法を学んできました。
でもそれは逆でした。
必要だったのは指示でなく”支持”だったんですね」
そうそう!支持ですよ。
こうして、言うことを聞かない子は、言うことを言える子になりました。
B先生のおかげです。
B先生!
あなたは、生徒さんの可能性の扉を開いたんですよ(^^)
🌻「HTS(ひまわりティーチャーズサロン)ページは→こちらです。
🌻楽しい親子イベントの情報は、こちらでご覧になれます。
「ひまわり音楽教室」のLINEアカウントに登録してみてください (もちろん無料です!)
↓ ↓ ↓